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サッカーが持つプラスの効果

【今日は、ちょっと真面目な話】

“ミシシッピー・バーニング”という映画をご存知だろうか?

サッカーとは、全く関係ない。

1960年代のアメリカ。
公民権運動に全米が揺らぐ中、
最も保守的な地域である南部ミシシッピーで起こった
青年運動家の失踪事件を捜査する
2人のFBI捜査官の物語である。

この映画の中でこんなシーンがある。

ジーン・ハックマン扮するアンダーソン捜査官は、
同じ南部出身で、シェリフあがりの叩き上げ。
実にユーモラスで人間味あふれるキャラクターの持ち主。
そんな彼が、ある日立ち寄った床屋で、三角頭巾共のVIPに出くわす。
彼等は、あまりおれ達の町をかき回さないで欲しいと
アンダーソンに忠告する。
そんな会話の中で、「野球は好きかい?」と
訪ねられたアンダーソンは、こう答える。

「好きだよ。唯一、黒人が白人に向かって棒を振り回せる…。堂々とね。」

白い三角頭巾の集団が公然と集会を開いていた
1960年代のアメリカにおいてでさえ、
スポーツだけは、平等で健全な場であった。

もう、察しの良い方には、お分かりいただけることと思う。

2004年11月17日。
国際親善試合、スペイン対イングランド。
サンチャゴ・ベルナベウの観客が
アシュリー・コールやライト・フィリップスなどに対し
人種差別的なブーイングを浴びせつづけた。
この前日のU-21の試合や同月25日のC.L.の試合でも
同様の行為が見られ、中には、ナチ式の敬礼をする者まで現れた。

大晦日、サッカーのプレーヤーでもある友人と酒を飲みながら
こんな話をした。

「サッカーは、他のどんな球技よりもシンプルなルールを持つ。
だからこそ、他のどの球技よりも広く世界中の人々に愛されている。」

2006年のワールド・カップに向け地区予選に臨む国や地域は、優に200を越える。
この数は、ほぼ全世界をカバーする数である。
これだけワールドワイドな文化に
人種差別の論理を持ち込むなど愚の愚としか言い様がない。

17日の試合翌日、FIFAのブラッター会長は、
次のようなコメントを発表している。

「われわれのスポーツでは、人種差別や排斥主義がはびこる余地など一切ない。
それどころか、サッカーは、相互理解を深め、寛容さを培うための手段だ。
世界では今や、人種差別や排斥主義に根ざした対立が横行している。
こうした惨状を打開するために、サッカーが持つプラスの効果を活用できる。
また、そうしていくことが使命だと考えている。」

2005年のサッカー界こそは、
“サッカーが持つプラスの効果”が世界に波及する。
そんな1年になることを期待せずには、いられない。
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